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2017.02.27

ご活躍の様子レポート(香川隆太さん)

『小学校におけるレジリエンスを育成する学習プログラム』(香川隆太さん)

認定レジリエンス・トレーナーであり、広島県立教育センター 特別支援教育・教育相談部 教育相談班 指導主事の香川隆太さんが教育センターの研修等で、県の小・中・高校の先生方や、養護教諭、管理職の先生方などに対する専門研修講座でレジリエンス教育について紹介されています。

また、「小学校におけるレジリエンスを育成する学習プログラムの開発― 他者との関わり合いを中心とした活動を通して ―」と題する研究活動を行っていらっしゃいます。

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(研究発表会の様子)

インタビュー

ーレジリエンストレーナー養成講座を受講されたきっかけは?

平成26年に広島県教育委員会のとりくみとしてレジリエンスの重要性がうたわれてたことをきっかけに、理屈としてそれが子どもたちの教育場面で非常に大切だと痛感してはいたものの、現場で使えるものとして具体的な方法や提示の仕方を知りたいと思いました。そこで、いろいろ調べていったところ、日本ポジティブ教育協会のレジリエンストレーナー養成講座を知り、受講しました。

 

ートレーナーになり、どのように実践に繋げましたか?また、実際にどのような形で活動をされていますか?

講座受講後、教育センターの研修等で、県の小・中・高校の先生方や、養護教諭、管理職の先生方などに対する専門研修講座でレジリエンス教育について紹介したりしています。60名から100名規模の研修もありますし、依頼があれば学校に出向いて校内研修等もしています。

また、平成28年度から、教育センターの研究事業として、「小学校におけるレジリエンスを育成する学習プログラムの開発― 他者との関わり合いを中心とした活動を通して ―」と題する研究活動を行っています。この取り組みの中で、県の小学6年生を対象に大規模なレジリエンスに関する調査を行いました。その結果、小学6年生の児童は特に「感情調整」に課題があることが分かったので、感情調整スキルを向上させることにポイントをおいたレジリエンス教育の授業を作成しました。それを県内の研究協力校3校の先生方に実践して頂き、授業後に再度アンケートを行ったところ、様々なレジリエンス要因で数値が向上しました。もともとレジリエンス要因の数値が低かった子どもたちの結果が特に大きく向上しました。

ー今後はどのように活動を育てて行きたいとお考えですか?

今やっていることの継続といいますか、研究事業も来年度も継続して行っていく予定です。

また、実際に学校の子どもたちに先生方がレジリエンスの授業をしていただいて、うまくいったことやもう少しこうした方がいい、等のご意見を持ちかえっていただき、それをまた現場にフィードバックしていくということができれば、と思っています。そんな風にして、広がっていくといいなと思っています。広島県だけでなく、レジリエンス教育は全国的にもニーズがあると思います。

ー他のトレーナーの皆さんや受講を検討されている方へメッセージを お願いします。

講座に参加することで、レジリエンスを子どもたちに教える授業の具体的な流れを知ることができました。

また、「レジリエンス」ということを通して、例えば日本ポジティブ教育協会の鈴木先生や、レジリエンス研究をされている大学の先生、他県でレジリエンスの授業をしている小学校の先生などと、どんどん人とのつながりが広がっていっていることが、とてもうれしいです。また、職場でも、「レジリエンス」をきっかけに上司や他部署の方とも話が深まったりもします。「レジリエンス」を通して、それ以上のことを得ることができたと感じています。



香川隆太さん(認定レジリエンス・トレーナー)

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広島県教育センター 特別支援教育・教育相談部 教育相談班 指導主事

広島県内の小学校教員の仕事を19年間経験した後現職

 

 

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